ヴィクロテ掌編 ― 2020/03/06 22:58

タイトルは「ドレスと恋と悪い少女」。
少女小説特集です。
この面子に私入っていいんでしょうかっていう豪華な並びです。
ヴィクロテは私にとっては分岐点になる小説です。
この先、3か月ごとに7年間29冊なんてことはもうできないだろうからなあ。群像劇の長編はやってみたいけど。
ダヴィンチの編集者の方が、リアルタイムで読んでいてくださったそうです。もうそれだけで胸がいっぱいです。
いまでもヴィクロテ読んでましたと言われることがあって、そのたびに書いてよかったと思います。
小説家としてもね。苦しいときに、私にはこれがある。と思える作品を持っているというのは、とても幸せなことです。
この先も頑張ります。
ヴィクロテの掌編がダ・ヴィンチに掲載されます ― 2020/02/27 22:17

3月6日発売です。
他にも新井素子先生、須賀しのぶ先生他のインタビューや、オーラバの掌編、久美沙織先生の対談などもあるようです。
この並びにヴィクロテが入るということ自体がすごいことです。
わたしはコバルト文庫としては後期にあたる時期の作家ですが、少女小説ならではの厳しさ面白さというのはいっぱい味わいました。
精神性はオレンジ文庫を書くときにも引き継がれています。
読者と同じ目線で書く、というね。
よろしくお願いします。
写真はバレンタインデーにいただいたクロワッサンラスクです。
Yさんありがとうございます。
可愛くて美味しい。
2019年の終わり ― 2019/12/31 16:55

いろいろ勉強になった。大変だったけど面白かった。
自分の物語が才能あるプロの力で再現されていく過程に震えた。
ファンの力にもびっくりした。誰かを好きになる、応援するということのすばらしさよ。
久しぶりの新作小説も書くことができました。
あすみちゃんを書くために取材を重ね、市井の女性の声をたくさん聞きました。
ドラマのパワーがすごすぎて、森若さんだけを書いていたら見失っていたものもあったと思います。
このタイミングで書けてよかったです。
来年はこつこつと小説を書こうと思います。
体もちょっと鍛えたいな。
節目の年を超えて、だんだん、いろんなものを削っていく方向にシフトしていくのかなと思います。
みなさま、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
時代小説アンソロジー「まんぷく」が発売になります ― 2019/12/30 22:52

テーマは料理。6人の女流作家による短編集です。
そのうちの一編として、書評家の細谷正充先生に選んでいただきました。
顔ぶれを見て腰を抜かしそうになりました。
中でも宮部みゆき先生といえば、会社員時代に夢中になって読んでいた作家です。ファンである小説家と同じ本の並びに入れるという喜びをかみしめています。
細谷先生の解説もついています。細谷先生は、ヴィクロテの書評を新聞に書いてもらったことがあって、ひそかに見ていただいていたのだなとそちらでも感動しました。
発売は1月10日です。
時代小説は私の読者には馴染みがないかもしれませんが、どの作品もすばらしく、おいしそうなものばかりです。ぜひお読みください。
もうすぐ12月とか ― 2019/11/22 22:09
今年の後半はドラマとドラマロスで終わってしまった感があります。
しかし後悔はない。
それだけの価値のある仕事でした。
いまは間接作業中です。これが年々長くなる。
早く執筆期間に入りたいな。
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