修身の教科書など ― 2013/11/19 22:04
親の世代の教科書は大して面白くないですが、祖父母、そのまた親兄弟あたりの教科書やノートが、なかなか面白いです。


尋常小学校、高等小学校の修身(今でいう道徳ね)や、国史(日本史)の教科書。
大正女子日本文法、なんてのもあった。
修身は明治43年発行。
国史は昭和初期から17年あたりまで。下の写真のは、初版が昭和3年です。
大平洋戦争が1941年12月~1945年(昭和20年)なので、戦前、戦中の教科書ということになります。
国史の中身は、皇室中心です。足利家について詳しかったりします。
戦国時代の武将のひとりひとりについて載ってます。
毛利家とか、北条家とか。教科書のくせにキャラたってるよ。
やっぱり日本人、こういうの好きだったんだろうな。
これは何かというと、修身の教科書に貼ってあった、「教育ニ関スル勅語」。
いわゆる教育勅語です。
暗記させられてたようです。

さらに昭和を下って。
父方の祖母の日記。

父の大学時代です。
父が東京で学生運動してて、祖母が、デモには行かないでくれと泣いて頼み、父が了承した……とか書いてある。
高校生で新聞部だった母曰く、「そういう時代だった」そうです。
このほかにもいっぱいあります。
文学青年だった(らしい)私の大伯父の残した書き物とか。
いろいろと感慨深いので、また機会があったら書きたいと思います。
コメント
_ あらふぉ ― 2013/11/24 11:00
_ 祐子 ― 2013/11/25 11:25
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