「ベリーカルテットの事件簿 薔薇と毒薬とチョコレート」 ― 2013/11/30 21:13

メイドのシャノンと作家のロイ。
ふたりはロンドン郊外のお屋敷、ベリーカルテットに住んでいます。
今回は、ふたりがベリーカルテットで知り合って、シャノンがロイづきのメイドになるまでのお話。
ひさびさ、英国ヴィクトリア朝に戻ってきました。
ヴィクトリア朝の中でも、わりと過渡期の時期です。
クラシックだけど、電話とか車とか、ちらほら出せるのが面白いところ。
ひさびさ一人称。
長編の一人称は難しいので避けていたんですが、そろそろできるかな、と思ってやってみたら、書けました。よかったです。
薔薇と毒薬とチョコレート、っていうサブタイトルは、最初に適当につけたやつなんだけど、これでいいんじゃ?という感じになって、そのまま決まりました。
よろしくお願いします。
コメント
_ 幽霊少女 ― 2013/12/05 03:51
_ 祐子 ― 2013/12/06 21:36
ありがとうございます^^
ベリーカルテットは次の雑誌コバルトと、春ごろには続刊が出るかと思います。
待っていていただければとっても幸いです。
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ちょうど、都内に出張した際、おまけ小説付をゲット出来ました。
英国ということで、冒頭に出てきたローレンス家はアーサーの家系なんだろうな、と考えたり、また、ロイの蔵書の中にジェイン・オースティンがあった時にはパメラが拾われた時を思い出したりしながら読ませていただきました。
この時点では、ラストまでまだ「ロイさま」呼びなのですね。
このあと、シャノンが「ロイさま」から「ロイ」と呼び捨てになる過程を
想像すると楽しみです。
雑誌掲載時には今回の話が出版されて、かつ、「ベリーカルテットの事件簿3」執筆時ということは、最低あと2エピソードはありそう、ということで、続編でこの過程が見れることを期待しています(…ありますよね?続編)
また、「黒苺の初恋」の内容が、少し明かされ、予想以上に運命的な関係に胸が高鳴りました。
雑誌掲載時のシャノンの見方も少し変わってきそうです。
思っていた以上に、シャノンはロイにメロメロなのでは?…と。
また英国の身分違いの恋ということですが、メイド側がかなりの鉄壁っぷりなので、中々進展しなさそうな関係にドキドキしつつ、新たな事件の中のロマンスがまた見れることを祈っています。