「これは経費で落ちません!~経理部の森若さん~6巻」発売&ドラマが始まりました2019/07/27 21:26



ドラマ化のあれこれで告知が遅れておりましたが、「これは経費で落ちません!~経理部の森若さん~6」、発売になっています。

上は、紀伊國屋本店新宿店のエレベーター前の展示。華やかです!
その他の書展様でも、ドラマ化帯つきでメディア化の棚に飾っていただいたりしているようです。
西日本書店様ではジオラマも飾っていただいているはずです。
本当にありがとうございます。
累計70万部、ドラマ化の帯もついて、これまでに手をとったことのない方でも目にとめてもらえているようで嬉しいです。

内容は、今回は4巻の続きです。森若さん28歳の春から夏ということになります。
麻吹さんと山崎さんがわりと出てきます。あとは志保さん、千晶ちゃん、鎌本かな。

わたしはストーリーよりキャラクターの人で、とあるキャラクターを描きたいがために小説を書く、というのがだいたい書き始めるとっかかりなのですが、
シリーズを続けていくと、突然、うねる物語の向かう先が見えるというか、
それまで書いてきたすべてのキャラクターたちが、物語に必要な部品だったのだ、と気づくことがあります。
うまい言葉で言えないんだけど。今、ちょっとその感覚になりつつあります。久しぶりです。
これからも頑張ります。




上は長野から送られてきました青いバラ。
てっちゃんさっちゃんありがとう!
こんなの一生で一回かもしれないよ。青いバラがいきなり送られてくるなんて。
生もの送るから家にいて。と言われて、いそいそと冷蔵庫を開けて待っていた私ですが、想像を上回ってきた。
そのほかにも親族や母のお友達や、長く会っていなかった友達からたくさんお祝いをいただきました。
NHKすごい!うちは転勤族だったので全国各地に知り合いがいるのですが、どこでもリアルタイムで見られるようです。
みなさん、ありがとうございます。
コバルトの作家友達さんからいただいた、友情のバラとともに胸に刻みます。

ドラマ第1話「経理部の森若さんの巻」2019/07/27 21:52

小さなことですが。
ドラマを見た男性から、あの経理部長は偉いなーと言われました。
幹部の面前で部下に面子を潰されて、恨まず意見を認めるのって人間ができてる。そうです。
しきりに感心しているので、ある程度の年齢の男性はそういう感想を抱くのかと不思議な気持ちになりました。

営業部長も経理部からしたらザルだけど、営業部員からしたらいい上司ですよね。
ちょっと偉そうだけど自由にやらせてくれて、何かあったら庇ってくれるし、若手社員に大きいプロジェクトを任せる度量もあるし。

吹越さん、角田さんのうまさもあって、二人ともなんだかんだ慕われてそう、仕事しやすそうな雰囲気があります。
あのあたりは小説にはないですが、ああいうところから、天天がいい会社であることがわかるのではないかと思います。

ドラマの感想等については、どうしようか迷っております。
どの程度、どこでどう書いたらいいものか。
書かなくてもいいんだけど、上のことみたいに、ちょっと残しておきたいようなことがたぶんたくさんあるでしょう。
できるなら読者、視聴者の方の感想も聞きたいですし。

そのうち落ち着いてくるかな。

こまごまと告知2019/07/27 22:19

◆集英社「青春と読書」8月号に、カラーインタビューが載っております。
森こさち先生のカラー口絵がふんだんにあります。
インタビュアーは書評家の神田法子さん。
神田さんには集英社文庫「嘘つき女さくらちゃんの告白」で書評を書いていただいたことがあり、信頼を寄せている書評家さんなのです。
青春と読書は定価90円です。面白い雑誌です。よろしければぜひ。

◆集英社の雑誌「クッキー」において、森こさち先生による、「これは経費で落ちません!~経理部の森若さん~」の短編が掲載されています。
森若さんと太陽とのあれこれを太陽サイドから見た話です。
小説としては未発表です。私が短編を書き、漫画にしていただきました。
このほかに、ドラマのプチ特集と、多部未華子さん、重岡大毅さんのインタビューも掲載されています。


管理部門の人材派遣の会社のサイトです。経理の仕事については確実に私よりも先方のほうが詳しいはずなのですが、丁寧に取材をしてくださいました。

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小説家 青木祐子のお仕事と日常

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お仕事


2021年のお仕事

□小説現代3月号 
コーチ! はげまし屋 立花ことりのクライアントファイル

■3月発売。講談社文庫
コーチ! はげまし屋 立花ことりのクライアントファイル

画:丹地陽子 様

■4月25日発売。集英社オレンジ文庫
これは経費で落ちません! 〜経理部の森若さん〜8

画:uki 様

■5月発売。集英社オレンジ文庫 単行本
レンタルフレンド

画:げみ 様

□8月発売。STORY BOX
派遣社員あすみの家計簿2 残業と洗濯機

画:uki 様

■9月発売。小学館キャラブン!
派遣社員あすみの家計簿2

画:uki 様



■これまでのお仕事

profile

青木祐子

2002年、「ぼくのズーマー」で集英社ノベル大賞受賞。
現在は、集英社オレンジ文庫、集英社文庫を中心に書いています。
公益社団法人 日本文藝家協会会員。

◆コバルト文庫「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」(略称ヴィクロテ)全29巻完結。
◆ヴィクロテは、読売新聞社主催の「SUGOI JAPAN AWARD2015」ライトノベル部門において、ベスト50に選出されました。

◆「嘘つき女さくらちゃんの告白」が、2017年本の雑誌、オリジナル文庫大賞の、最終選考6作に選ばれました。

◆「これは経費で落ちません!」2019年7月よりNHKドラマ10にて、ドラマ放映。全10回。主演:多部未華子、重岡大毅 (敬称略)

◆「これは経費で落ちません!~経理部の森若さん~」シリーズ7巻発売中。

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