いろいろ書いています2019/12/07 22:33

もうちょっと自分の思考がクリアならいいプロット書けそうなんだけど
で結局何が言いたいの。と常に自分につっこみ入れている状態で、そのつっこみが小説になるので困る。

小説家には思考がクリアなタイプと、自分でもなんだかわからないタイプと、2種類あると思うんだよ。

写真はいただきものの猫のブックカバー。
と、某所で買った徳川のコカコーラ。

時代小説アンソロジー「まんぷく」が発売になります2019/12/30 22:52

時代小説アンソロジー、「まんぷく」がPHP文庫から発売されます。
テーマは料理。6人の女流作家による短編集です。
そのうちの一編として、書評家の細谷正充先生に選んでいただきました。

顔ぶれを見て腰を抜かしそうになりました。
中でも宮部みゆき先生といえば、会社員時代に夢中になって読んでいた作家です。ファンである小説家と同じ本の並びに入れるという喜びをかみしめています。
細谷先生の解説もついています。細谷先生は、ヴィクロテの書評を新聞に書いてもらったことがあって、ひそかに見ていただいていたのだなとそちらでも感動しました。

発売は1月10日です。
時代小説は私の読者には馴染みがないかもしれませんが、どの作品もすばらしく、おいしそうなものばかりです。ぜひお読みください。

2019年の終わり2019/12/31 16:55

今年は何よりも「これは経費で落ちません!」のドラマの年でした。
いろいろ勉強になった。大変だったけど面白かった。
自分の物語が才能あるプロの力で再現されていく過程に震えた。
ファンの力にもびっくりした。誰かを好きになる、応援するということのすばらしさよ。

久しぶりの新作小説も書くことができました。
あすみちゃんを書くために取材を重ね、市井の女性の声をたくさん聞きました。
ドラマのパワーがすごすぎて、森若さんだけを書いていたら見失っていたものもあったと思います。
このタイミングで書けてよかったです。

来年はこつこつと小説を書こうと思います。
体もちょっと鍛えたいな。
節目の年を超えて、だんだん、いろんなものを削っていく方向にシフトしていくのかなと思います。

みなさま、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。