なにやら今は春らしい ― 2019/04/18 22:13
間に確定申告したり、帰省したり、ロケハンしたり、マネー講座行ったり、高熱出して病院通ったりしていたんだけど、あまり記憶がない。
熱はけっこう苦しかった、二日続けて39度が出ました。インフルエンザだと思って病院行ったら違って、ただの風邪でした。
仕事が終わりかけるとたまに熱を出します。
今回はそれほどでもないと思っていたんだけどな。
ぼんやりしている時期に、まわりからおすすめされていたケムリクサを一気に見ました。
設定がすばらしい。切ない。かなわねえ……っていううちひしがれた感覚になる、そういう作品です。
自己〆切りはあと一週間くらいかな。連休前に終わらせたい。
原稿終わった時に、翔んで埼玉がやっていますように。
「風と共に去りぬ」 ― 2019/01/30 22:00
私が書きたい女性像が、健気ないい子ではなくて、欠点のある強い女性であるのはスカーレットの影響だと思います。
あの話の肝はメラニーなんですよね。
昔、母が、最初はスカーレットだけど、年と共にメラニーが気にかかって仕方なくなっていく。と言っていたことがあるんだけど、私もそうです。
スカーレットとメラニー。恋愛よりもそっちが気にかかる。
いや、「NHKEテレテキスト100分de名著 風と共に去りぬ」を読んだのですよ。
作者、語り手は翻訳者の鴻巣友季子先生です。
なんかもう、いろいろと胸がいっぱいです。
あそこは?あのシーンについてはどう思われます?とたくさんお聞きしたい。
これはおそらくダイジェストで、別に、新潮新書から風と共に去りぬの謎解き本が出ているので、読もうと思います。
BGV ― 2018/10/31 21:57
オビワンが隠遁して、ルークを見守って
ユアン・マクレガーがアレック・ギネスになってしまう17年間。
オビワンのことだから、やきもきしてたと思うよ。
なんなら彼女もいると思うよ。
今ならユアン・マクレガーがちょうどいい年齢だよ
なんなら原作書いてもいいよ……。要らんだろうけど……。
きれいは汚い、汚いはきれい ― 2017/07/27 23:45
わたしにとって、シェイクスピアは「マクベス」と「ロミオとジュリエット」が双璧です。
マクベスは脚本を何回も読んでいるんですが、舞台で観たのは初めてです。
似たようなので「オセロー」や「リチャード三世」も好きなんですが、「マクベス」は別格です。なんでだろ。
終わったあとで蜷川幸夫さんの写真が降りてきました。
役者もスタッフも蜷川さんを愛していたんだな……とちょっとほろりとしてしまいました。
蜷川さんの演出プランが残っている今のうちに観られてよかったです。
他の人が演出した正統派のマクベスも観てみたい。
Fair is foul,and foul is fair.
フェアはファウルでファウルはフェア。
「三人の魔女」の有名な言葉です。直訳だと「正しいは間違ってる、間違っているは正しい」でしょうか。
「きれいは汚い、汚いはきれい」に訳されているのは、原文がFで韻を踏んでいるので、きで韻を踏んだんじゃないかとパンフレットに書いてありました。
シェイクスピアの和訳も好き。翻訳者、研究者は今でも「これをどう訳すか」と悩むらしいですね。日本語の語彙とリズムで戦いを挑むみたいな。
「きれいは汚い、汚いはきれい」っていうのも言葉として味わい深いです。
「ライフ・オブ・パイ~トラと漂流した227日~」 ― 2017/05/05 18:32
船が沈み、救命ボートの中で虎とともに漂流した少年の話。
レンタルでなんとなく観たのですが、面白かった。辛かった。
見終わったあと、辛い……よくわからないけど辛い。とか思っていました。
普段はできるだけ見ないように、閉じているものの蓋が開いちゃったような。
たぶん、神がテーマのひとつだと思うのですが、
わたしには西洋的な、あるいは東洋的な宗教の感覚がどうしてもつかめないのがもどかしいところです。
気づいていない暗喩とかありそうです。
写真は茶畑です。この季節ならでは。
追記。
これ、沈んだ船は、日本の船会社だという設定なんだよね。
神について描くのに、相対する責められるべきものとして、あえて無宗教とされている日本にしたのかもしれない。
変な描かれ方はしていないです。
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