原点 ― 2020/09/20 21:19
いろんな意味で悶絶する。
ヴィクロテは熱い。若書きでプロットが強引だったり文章のミスも目立つけど、キャラクターの熱量がすごくて気持ちを持っていかれる。
あのころの少女小説はこうだったんですよ。
少女小説、というくくりがこの数年、気になってならないです。
過去に、同じように一回、ヴィクロテをしっかりと読み返してみたことがあります。
ヴィクロテが終わった直後は解放された気持ちの方が強くて読む気にもならなかったんだけど、ひどいスランプになって、体調を崩して、そのときに久しぶりに読んでみたら、とても面白くて涙が出た。
これは私の代表作だと初めて思うことができた。
過去にこだわるのもよくないんだけどね。儀式です。
この物語とは何なのか、書いている間はわからないのかもしれません。
さて頑張って次の作品を書きます。
森若さんがドラマになったことは僥倖でした。
多部未華子さん、重岡大毅さん、すべての役者さん、スタッフの皆様に感謝しています。
この先、書くことで返していければと思います。
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