BGV2011/01/11 11:48

テレビは見ないのですが、適当な映像を流しながら書くときがあります。
観たことがある映画を字幕なしで流したり。

この「マナーハウス」っていうのは、現代の英国で人が、100年前の使用人になりきって90日をカントリーハウスで過ごす、っていうドキュメンタリーです。
執事のミスターエドガー、渋いです。
従僕のかっこよさは筆舌につくしがたい(つくしなさい)。
末端のメイドも主張があってかわいい。
冗談じゃなく、超真面目。コスプレ感なし。
衣装や調度品も昔のままなんですよ。電話とかも。冷蔵庫がないので大きな氷で食べ物を冷やしたりする。

人は環境っていうものに思った以上に左右されるものだと思います。
とくに、「仕えるもの・仕えられるもの」、つまり、「支配・被支配」っていう環境は、あっというまに浸透するものだなと。
マナーハウスだから優雅だけど、よくよく考えるとちょっと怖い。

これが出た当時、会う人に、「あれどうだった?」と聞かれました。
聞くまでもなく私は見ているものだという前提だというね。
日本じゃ英語版が先に出て日本語が遅れたため、両方持ってます。

最近はあまり資料チェックもしないのですが、たまに「世界ふしぎ発見」あたりで珍しい取材があったりするので、油断なりません。